【助けの井戸】(宮崎県の水場)宮崎市田野町甲 明治初期に移り住んだ商人が 毎日掘り続けて探し当てた貴重な人助けの井戸

[名称] 助けの井戸
[場所] 宮崎県宮崎市田野町甲2823−3
[言い伝え・概要] 明治初期の夏、日照り続きで村中が水不足に悩まされていた時、移り住んできた商人がこの地の井戸水をもらいに行ったが断られた。

そこで井戸を掘ることを決心し毎日掘り続けたが中々水量が出なかった。

諦めずに掘っていたところピカピカ光る観音像が出てきて、元気を出して更に掘り進めたところ、清水がこんこんと湧き出た。

水をもらえず悔しい思いをした商人は、その後幾度となく水飢饉があったとき惜しげもなく村人に水を与えた。

この好意で助けられた村人の間で、いつからともなく「助けの井戸」と呼ばれるようになった。

(現地掲示板要約)

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