[湧水の名称] | 湯舟の水(ゆぶねのみず) |
[場所] | 香川県小豆郡小豆島町中山 |
[言い伝え・概要] | 小豆島のほぼ中心部に位置し、急峻な山腹に、南北朝(約700年前)から江戸時代にかけて作られた大小750枚余りの棚田が現存する山里である。
湯船山の豊かな湧水を活かし守り続けられきた石積の棚田、ため池や水路などを中心としたモザイク状の土地利用が維持されており、里地里山に特徴的な種であるメジロやヒメボタルなどがみられる。 また、良好な水辺環境と水田・湿地環境が保全されていることから、ゲンジボタルやヘイケボタルも多数生息している。 日本の名水100選、日本の棚田百選、美しい日本の歴史風土100選、にほんの里100選 |
[保全活動] | 農家の高齢化や後継者不足等により荒廃化してきた棚田の一部を、湯船水利組合員が除草作業等を行い、棚田の景観を保全、及び生産基盤の維持を図っている。
棚田の荒廃化が進んでいる現状に地区住民が棚田の将来を危惧し、平成25年に「小豆島町中山棚田協議会」を設立した。本協議会で棚田を将来へ残していくための活動に取り組んでいる。 |
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出典 環境省ホームページ