[湧水の名称] | 豊滝龍神の水 |
[場所] | 北海道札幌市南区豊滝 |
[言い伝え・概要] | 古くは明治時代、龍神様のお告げを聞いた修験者たちによって作られた神社と言われています。
『八大龍王』、「白龍大神」、「浄行菩薩」、「妙見菩薩」、「七面大明神」、「鬼子母神」、「馬頭観音」が一緒に祀られ神仏習合の神社となっています。 水汲みの蛇口は3つでしたが、昨年改装工事を行い現在は蛇口6つとなり、使用しやすくなりました。神社、道路の維持管理は、わずかな予算で行っています。拝殿前には賽銭箱を用意していますので、お賽銭にご協力お願い出来ればと思います。 【お祀りしている神様のご案内】 ①八大龍王…天龍八部衆に所属する竜族の八王。雨や水に関係し、水神様の守護神。法華経(序品)に登場し、仏法を守護する。 ②白龍大神…白龍は天上界の皇帝に仕えていた竜で縁結びの神様で女性は白龍大神、男性は龍王大神が良いとされる。 ③浄行菩薩…法華経に出現する菩薩様で、煩悩の汚泥を洗い注いでくださる水徳をお持ちの菩薩様です。 ④妙見菩薩…インドに発祥した菩薩信仰が、中国で道教北極星、北斗七星信仰と習合し、仏教の大黒天や毘沙門天、弁才天と同じ天部の1つとして日本に伝来。妙見とは「優れた視力」の意で、善悪や真理をよく見通す者ということ。 ⑤七面大明神…七面天女とも呼ばれ日蓮宗系において法華経を守護するとする女神。 ⑥鬼子母神…安産、子育ての神として祀られている。 ⑦馬頭観音…観音様は女性的な美しい表情であることが多いが、馬頭観音は憤怒の形相で表され、馬頭明王とも呼ばれる怒りの淋しさによって苦悩や諸悪を粉砕する。 ※菩薩とは、仏様の次に位する者。※龍神とは、竜宮(水の中)に住むと伝えられる龍。水神や海神として各地で祀られている。 |
[保全活動] |
水は毎年、水質検査を行い美味しいと言うだけでなく実際にアトピーの改善や喘息にも効果があると言われる霊水です。
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