【遅野井の滝】(東京都の水辺)杉並区善福寺3丁目 奥州征討を終えた頼朝の軍勢の渇きを癒した湧水

[名称] 遅野井の滝(おそのいのたき)
[場所] 東京都杉並区善福寺3丁目18−1
[言い伝え・概要] 源頼朝が奥州征討のため、この地に群を率いて宿った。

氏神八幡宮に誓願し無事征討を終え、この地に戻った際、折からの干ばつで軍勢は渇きに苦しんだ。

頼朝は弁財天に祈り、自ら弓で地面を7か所掘った。

軍勢は渇きのあまり水が湧き出るのが遅い、遅の井と言った。

その時、忽然として7か所に水が湧きだし、軍勢は渇きを癒した。

その後江ノ島弁財天をこの地に勧請して善福寺弁財天を創建したという。

(現地掲示板より)

善福寺公園内の「遅野井の滝」は、現在自然の湧水でなく、地下水をポンプで汲み上げ復元をしている。

[保全活動]
[Google クチコミ] こちら