[名称] | 名水岩井(めいすいいわい) |
[場所] | 岡山県苫田郡鏡野町上齋原 |
[言い伝え・概要] |
岩井滝駐車場から、林道を岩井滝の方へ歩いていく途中にある、日本名水百選に選定された名水。 山歩きで乾いた喉を潤すのに丁度良い位置にある。
どんな天候でも変わらぬ水量で岩の下から浸み出して流れているので、岩井と名付けられた。美と健康・子宝に恵まれるとして語り継がれており、岩井滝不動に詣るものが足を止めて心を清め登っていく。 【由来】 その昔、子宝に恵まれない中左エ門夫婦が滝の不動様に願かけをしたところ、「これより21日間岩井の清き水を飲むがいい。きっと子宝に恵まれるであろう。」というお告げを聞いた。それから中左エ門は21日間岩井の水汲みに精を出し、翌年の7月10日の朝、めでたく可愛らしい女の子を授かったという。このことから岩井滝の祭りを7月10日に定めた。
現在では、毎年7月10日に「岩井滝まつり」が開催され、「そうめん流し」「子宝まんじゅう」「ヤマメの塩焼き」などの屋台が立ち並ぶ。 |
[保全活動] | 地元の人の努力もあるが、地元の企業にも委託し周辺整備に努めている。 |
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出典 環境省