【花の井(山下水)】(大阪府の湧水)高槻市別所本町 平安時代・能因法師の歌に詠まれ 今は史跡となった名水の井戸

[名称] 花の井(山下水)
[場所] 大阪府高槻市別所本町1
[言い伝え・概要] 高槻市指定「史跡」

花の井(はなのい)

古くから名水の井戸として知られ、昔は寒暑にも涸れることなく、清水がこんこんと湧き続けたという。

別名山下水(やましたみず)ともいわれ、能因法師の歌でも

「あし引の山下水に影みれば 眉しろたへに我老にけり」

と詠まれている。

天和二年(1682)、樋口氏が自宅と井戸の普請を行った際、顕彰文を井戸の内側に刻んだ多、長い年月で文字は風化し清水も涸れ、石組みだけが古い時代をしのばせてくれる。

(現地掲示板より)

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