【杓底一残水】(山口県の水場)山口市香山町 杓の底の水も大切にする宗風を表した 参拝前の御手水

[名称] 杓底一残水(しゃくていいちざんすい)
[場所] 山口県山口市香山町7
[言い伝え・概要]

国宝に指定された五重塔(1442年頃建立)や見事な庭園のある曹洞宗の寺院、瑠璃光寺の中にある御手水。本堂へ向かう前に手を清める場所となっている。

=杓の底に底に残ったわずかな水=

柄杓に水を汲み取り、使った後、杓の底に残ったわずかな水でも、元に戻すという行為、それは一杓の水も決して粗末には扱わないという宗風をよく表しています。

たかが水一杯でも大切にする心こそ、佛心です。

常に水を大切にそして物を大切にすることが肝心なのです。

合掌

(石碑より転記)

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