【霞ヶ城 由来の井戸】(福井県の水場)坂井市丸岡町霞町1丁目 一向一揆の残党からことごとく城を守り 今も春先に霞がかかる伝説の井戸

 

[名称] 霞ヶ城 由来の井戸
[場所] 福井県坂井市丸岡町霞町1丁目
[言い伝え・概要] この井戸の由来

天正三年(1575年)、織田信長が越前の一向一揆を平定後、柴田勝家の甥、伊賀守勝豊が豊原からここに移り籠城した。

豊原は一向一揆の最後の根拠地であった為、この地に籠城後も一揆の残党が攻撃をしかけてくることも、しばしばであった。

しかしそのたびごとに、この井戸の中より大蛇があらわれ、城に“かすみ”をかけて城の危機を救った。

この伝説が別名「霞ヶ城」と呼ばれる所以である。現在も春先などに、すっぽりと“かすみ”に覆われた「霞ヶ城」を見ることが出来る。

(現地掲示板より)

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