【風間御不動様の清水】(山形県の湧水)山形市風間 神事の湯立・登山者の水場として知られる 大岡山の麓の聖なる水

[名称] 風間御不動様の清水(かざまおふどうさまのしみず)(里の名水・やまがた百選)
[場所] 山形県山形市風間1822
[言い伝え・概要] 山形市の北東部、大岡山の麓にある「風間の御不動様」に湧き、登山者の水場としても知られる。

古くから近隣の信仰を集め、湧水を利用する神事「湯立」では、沸かした聖水を笹の葉で参詣者に振りかけ災厄を祓うほか、その年の吉兆を占う「神降し」も執り行われていた。

社の裏手には倶利伽羅大聖不動明王が祀られている。不動明王が祀られた時期はわからないが、境内には社の普請勧進をした三郎衛の墓に、宝暦七年(1757年)の記があり、250年以上の歴史がある。

また、近隣には、東北三十六不動尊霊場第四番札所である、古刹の大樹院がある。

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出典 山形県