【山ノ神の水】(山形県の湧水)遊佐町野沢 鳥海山の麓の渓谷の中 稲作の水神の祠近くにある清らかな湧き水

 

[名称] 山ノ神の水(やまのかみのみず)(里の名水・やまがた百選)
[場所] 山形県遊佐町野沢
[言い伝え・概要] JR遊佐駅から北東に位置する高瀬峡の入口に、山ノ神が祀られた小さな祠がある。そこから少し進んだ岩場より、静かに湧き出ているのが「山ノ神の水」である。

山ノ神は、稲作における水の守り神として信仰を集めていたとされる。また、水場のある高瀬峡は、鳥海山の麓にあり、山の伏流水や雪解けによりできた雄大な滝や渓流を見ることができ、森林浴も楽しめる。

高瀬峡は、鳥海山の長坂道登山口に繋がる渓谷であり、古くから劔龍神社の修験者が行を積んだ霊場であったとされている。また、高瀬峡大滝付近には、お不動様が祀られている祠があったとされており、その祠を高瀬峡の入口付近に移し、地域の人々や高瀬峡を訪れる人がお参りしやすいようにしたとされている。

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出典 山形県