【米清水（佐治兵衛すず）】（山形県の湧水）最上郡鮭川村川口希少野生動植物の宝庫河岸段丘上の道下に湧き出ている生活用水

[名称]	米清水（よねすず）（別名：佐治兵衛すず）（里の名水･やまがた百選）
[場所]	山形県最上郡鮭川村川口２１２１
[言い伝え・概要]	鮭川村南部に鮭川が大きく湾曲した河岸段丘上の集落があり、そこから湧き出ている水が米清水である。水場のある米地区は、全国でも数少ないギフチョウとヒメギフチョウの混成地であり、他では見ることの出来なくなった希少野生動植物の宝庫である。集落内から静かに湧き出ている水場は、米太平山や米湿原などを探索した後、ひと時の癒しを受けられる場所である。米という地区名の由来は諸説あるが、「鮭の群集する川」の意味であるアイヌ語の「イ・オ・ナイ」が縮まり「ヨネ」に変わったとされている説や、コメの産地という意味からも「米」となったと伝えられている。また、米清水は管理者の先代名から「佐治兵衛（さずべえ）すず」とも呼ばれている。
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