【御霊水】(大分県の湧水)宇佐市南宇佐 神棚へのお供えに提供される宇佐神宮の御霊水


[湧水の名称] 御霊水(ごれいすい)
[場所] 大分県宇佐市南宇佐396
[言い伝え・概要] 亀山の麓、菱形池のほとり、三つの霊泉からなる御霊水は、上宮御本殿の真裏(北側)に位置し、往古、常に清水が湧き出で絶えることのない霊泉として知られています。

霊泉が湧き出る八幡大神ご顕現のこの聖地は、長い歴史の中で御霊水、御鍛冶場、下井の霊水と呼ばれてきました。

ここを御鍛冶場と呼ぶのは、鍛冶の翁が現れたという故事や、社僧の神息(しんそく)がこの御霊水で社宝の刀「神息」(当神宮宝物館所蔵)を鍛えたという事跡によります。

また下井の霊水と呼ぶのは、江戸中期の公卿鳥丸光胤が「はふり子が 汲む手や涼し神垣の 下井の清水 影も濁らず」と歌に詠んだことからです。(引用:宇佐神宮)

御霊水の飲用について

この三つの井戸は、宇佐八幡大社の御顕現にまつわる聖蹟として大切に守られております。それぞれに御霊水が湧出しており、当神宮の祭典には現在でも必ずお供えされます。

この御霊水は、ご参拝の皆様に自由に汲んでお持ち帰り頂いておりますが、水質は人の飲用の基準を満たしておりません。そのまま飲まれますと体調を崩す恐れがありますので、御霊水は神棚へのお供え等神事に用いて頂きますようお願い申し上げます。(引用:宇佐神宮)

[保全活動]
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出典 宇佐神宮 御霊水 -八幡大神ご顕現-

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