【功山寺名水】(山口県の湧水)下関市長府川端 高杉晋作も愛飲した病災消除、延命の名水

[湧水の名称] 功山寺名水
[場所] 山口県下関市長府川端1丁目2−5
[言い伝え・概要] 高杉晋作が倒幕の挙兵をした功山寺、本堂前の庭の一角に古い井戸があり、春の終わりころには「しだれ桜」の花姿を映したりする風情を楽しめる。

功山寺名水由来(掲示板より)
「・・・病災消除、延命の名水として昔から多くの参詣の善男善女に愛飲された。武運つたなく動乱の中 滅亡した大内義長が末期の安堵を得た水。幕末に功山寺に潜居中の五卿や従者、回天義挙の兵を挙げた高杉晋作はじめ諸隊士もこの名水を愛飲して挙兵の成功を祈ったのである。今この名水は絶えることなく歴史の証人として、また生命の水として、参拝に訪れる多くの人々に飲まれている。」

と功山寺名水由来が記されている。また、この井戸の脇には「洗心功徳水」と認められる石碑がある。

人々に、どのように愛でられた名水か、その様子をうかがうことができる。

この石碑は乃木希典桂弥一が建てたもので、建立当時は功山寺の墓地の一角にあったものを、その後いまの位置に移設された。

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出典 公益財団法人 下関市水道サービス公社