【お鷹の道・真姿の池湧水群】(東京の名湧水57選・日本の名水百選)国分寺市東元町3丁目 昔、玉造小町の不治の病を癒したという ホタルが生息する清らかな湧水群

[名称] お鷹の道・真姿の池湧水群(おたかのみち・ますがたのいけゆうすいぐん
[場所] 東京都国分寺市東元町3丁目
[言い伝え・概要] 江戸時代に市内の村々は尾張徳川家の御鷹場に指定されていたことから“お鷹の道”と名づけられました。現在約350mを遊歩道として整備され、多くの人々に親しまれている。

池の西側に位置する国分寺には、『医王山縁起』というお寺の縁起が残されている。それによると、嘉祥元年(848)、不治の病に苦しんだ玉造小町が病気に苦しみ、病気平癒のために国分寺を訪れて21日間薬師如来を参拝した。すると一人の童子が現れ、小町を池のほとりに案内し、この池の水で洗い清めるようにと言ってすぐに姿を消した。小町が身を清めると、いつの日か病は癒え、元の姿(真姿)に戻ったという。この言い伝えによって、「真姿の池」と呼ばれるようになった。

真姿の池をはじめとする崖線下の湧水群は、昭和60年に日本の名水百選東京の名湧水57選に選定されている。

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出典 国分寺市