【鷹の羽清水】(宮城県の湧水)栗原市金成姉歯根岸 水飢饉の兵馬を救ったという 源義家の鷹の羽の矢が射た穴より湧き出た湧水

[名称] 鷹の羽清水
[場所] 宮城県栗原市金成姉歯根岸110
[言い伝え・概要] 前九年の役の永承年間(1050年)に源義家が奥州路を下向している際、干ばつで飲み水に困っていた時、京都の岩清水八幡社を思い祈願を込めると北の山麓に水の気配を感じた。

そこで鷹の羽の矢を弓につがえ北山の森に放ったところ、その矢の射た穴よりこんこんと清水が湧き出たという。

兵馬ともその清水を飲んで生気を取り戻し、勇躍して衣川へ向かったという伝説の地である。

その後、源義経が平泉に下向する時、この清水を鷹の飲料に供したという。

このように鷹と縁のある清水で、この名が付いたとされる。

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