[名称] | 毘沙門水(びしゃもんすい) |
[場所] | 埼玉県秩父郡小鹿野町藤倉183 |
[言い伝え・概要] | この湧水は、白石山(別名:毘沙門山)の麓から湧出しており、飲み水や生活用水として地域住民や観光客に親しまれ愛されている。
この地区には、古くから『馬上のクダゲエ(管粥)』が伝承され、毘沙門水を使った粥の中に篠竹を入れて炊きあげ、一年における天候や農作物の作柄などを占い、正月に農作業の年間計画を樹立する目安になっている。同時に、風・雨・大世などが予兆される厳粛な神事である。
カルシウム分とミネラル分豊富な自然水。1日の湧水量:1,000トン 維持・管理のため100円以上の協力金が必要。 |
[保全活動] | 水源周辺と貯水施設などの巡視や清掃活動を始め、衛生面にはとくに注意が払われている。 |
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出典 環境省