【導者清水】(山形県の湧水)北村山郡大石田町横山 最上川の河岸段丘にある 山椒魚やヨコエビも生息する 極めて水質の良い湧水

 

[名称] 導者清水(どやすず)
[場所] 山形県北村山郡大石田町横山
[言い伝え・概要] 里の名水・やまがた百選に選定された清水。

来迎寺地区内、最上川の河岸段丘に、木立に囲まれた石造りの水場があり、その底から水が湧き出ている。

江戸初期、この地域は出羽三山参詣の主要な経路にあたり、参詣の導者(どや)と呼ばれる人々が、この清水に立ち寄り身を清め、喉を潤したと伝えられている。

昭和初期頃までは地域住民の生活用水として利用されていた。

この湧水は、大石田町の登録文化財。この名水のある来迎寺地区は、そば街道沿いにあり、一帯にそば畑が広がっている、そばの在来種「来迎寺そば」の由来ともなっている。

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出典 山形県