【御手水観音の磨崖仏群】(長崎県の水場)諫早市御手水町 夏の避暑地にもなり 山岳仏教の霊場にある巨大な岩場を流れる御手水

 

[名称] 御手水観音の磨崖仏群(おちょうずかんのんのまがいぶつぐん)
[場所] 長崎県諫早市御手水町1643-2(境内地)
[言い伝え・概要] 御手水観音は、古くから観音霊場として知られ、近隣からの参詣者が多く、夏は涼をとる人も多い。

参道左手に磨崖仏があり、49躰を数えることができるが、はっきりした縁起などは未だ十分に解明されていません。

仏の表情は柔和で線刻のものが多く、技術的には富川の五百羅漢と同じ系統とみることができます。下村孫右衛門、向井半助、富田源蔵などの刻名があり、中には相撲取衆とあるのをみると寄進者と思われます。

この磨崖仏群は江戸時代を中心に長い年月をかけて彫り込まれたものと考えられます。

市指定史跡(昭和52年3月5日指定)

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出典 諫早市