【姿見の池】(東京の名湧水57選)国分寺市西恋ケ窪1丁目 恋ヶ窪の遊女達が朝夕姿を映した 文学作品にも登場する池

[名称] 姿見の池
[場所] 東京都国分寺市西恋ケ窪1丁目8−7
[言い伝え・概要] 姿見の池は、かつて付近の湧水や恋ヶ窪用水が流れ込み、清水を湛えていました。 現在の府中街道とほぼ同じ道筋にあたる東山道武蔵路や鎌倉上道の宿場町であった恋ヶ窪の遊女達が、朝な夕なに自らの姿を映して見ていた ことから、「姿見の池」と呼ばれるようになったと言い伝えられています。

恋ヶ窪という地名の由来の一つとも云われ、傾城・夙妻太夫が武将・畠山重忠を慕って 身を投げた池といわれています。「武蔵野夫人」(大岡昇平著)など文学作品にもよく登場する名所です。

平成5年に東京都の「国分寺姿見の池緑地保全地域」に指定され,平成11年度に湿地,用水路,水辺林等を含めた池周辺地域として整備し、かつての武蔵野の里山風景を見ることができる,市外からも多くの方が訪れる観光拠点となっています。

[保全活動]
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出典 国分寺市ホームぺージ