【六本瀧】(富山県の水辺)中新川郡上市町大岩 半肉彫り崖仏・不動明王像のある寺院で明治元年建設された滝行場

[名称] 六本瀧(ろっぽんだき)
[場所] 富山県中新川郡上市町大岩
[言い伝え・概要] 六本瀧の事

明治元年建設、高さ十八尺、六基の龍頭より流れ出る水は立山の麓より湧き出ています。

この瀧にうたれるという事は灌頂(かんじょう)を受ける(佛様とのご縁を結ぶ)事であり人間の六根(眼根、耳根、鼻根、舌根、身根、意根)を清浄にし、三世諸佛に帰依奉り明王の大慈悲の法水を受け一切衆生の六欲根本煩悩を断ずる事にある。

合掌

(現地掲示板より)

 

 

大岩山日石寺真言密宗の大本山として知られ、行基菩薩が大岩川の岩に不動明王を刻んだことが起源と伝えられています。

高さ 3.46mの本尊不動明王像のほか四体が凝灰岩の巨岩に半肉彫りで彫り出され、中部地方の最高傑作として高い評価を受けており国指定重要文化財となっています。

毎年1月の大寒には境内の六本滝で白衣をまとった信者が滝打ちの業を行います。

また、毎年7月1日には、健康と修行の安全、地域の商売繁盛を願って滝開きが行われます。

 

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出典 上市町